A vanishing word, a vanishing place.

そしてまたここにたどり着く。

There is no point in asking for the moon.

また1年以上、間をあけてしまった。さて、今日は中秋の名月だ。さっきベランダから見てみたら、見事なまでの満月が昇って来ていた。月を意識すると、頭の中で『月の光』が流れる。しかし、その音から導かれる記憶は爽やかに晴れた原美術館だったりする。夜…

But it brings tears to my eyes.

一度書くとまた書きたくなるのは、仕事から逃避したいだけなのかもしれない。書かなければならない原稿はたくさんあるのに、逃避も文章だなんてなんてことだ。 しかし、僕は文字にして吐き出すほうが楽なので仕方がない。 僕のことをよく泣く人間だと思う人…

We fight, but I feel safe with you.

さて、また日々が過ぎ去った。 その間にいろいろあったが、これだけは書き残して起きたいと思ったので、久しぶりに文章を書くことにする。 会えば飲んで7割がた喧嘩していた僕たちだが、ここ数年は穏やかだったはずだ。けれど、こないだは久しぶりに言い合…

Does the sea breeze soothe or erode the soul?

不要不急の緊急事態宣言中ではあるが、都内の水辺を訪れた。風は十分に潮をはらんで、肌をべたつかせる。それでも、ぼんやりと白波を眺め、鴎や行き交う船を見送る。ソーシャルディスタンスもばっちりな場所では、小さいスピーカで音を鳴らしても、怒られる…

It's a minefield, so it's off-limits.

今年も8月12日がやってきた。僕は別に犠牲者の家族でもなければ、知り合いに犠牲者がいるわけでもない。しかし8月12日という日は、当時12歳の僕にしっかりと刻み込まれた。けれど、毎年追悼のなにかを述べているわけでもない、むしろひとりで忘れないよう…

A journey of a thousand miles begins with a single step.

また時間が開いてしまった。が、僕だけではなく、様々な人々がよくわからない1年を過ごした2020年だったので、致し方ないと思うことにする。 で、1年なにをしていたか、正確には前回の記事からなにをしていたかというと、ダイエットは続けていた。年末年始…

There was definitely a light there.

ここのところ、美術館によく足を運んでいる。なんとなく日常にくたびれていて、それでもなにかインプットや刺激が欲しい。でもなるべく人の多いところは避けたい。そういう今のご時世や自分に合っているのが、時間制で人数制限がされている美術館であった。…

The best answer is to remain friends.

有休を取って、久しぶりに海辺まで行った。行ったというか連れてってもらった。僕はやっぱり水辺の生き物なんだなぁというのを、改めて実感した。晴明神社の宮司さんが言った言葉は事実だったのだ。水辺にいるほうが活き活きしていられる。本当に。人工浜と…

I wish it would snow anyway.

少し前に楽しく飲んで、呑みすぎて、ちゃんと酔っ払ってしまい、感情のタガが外れて帰宅後にわーっと泣いた。たぶん、きっと、自分が思うよりも僕はイッパイイッパイだったんだろう。思うことを口に出して、ただ泣いたら、少しだけスッキリしたような、しな…

And then again, I survived.

なんの起伏もなく、時間と日々だけが過ぎ去っていっている気がする。気がつけば、7月も過ぎて8月だ。先月、また誕生日を迎えた。また生き延びた。誕生日を祝われるのは幼少期にあまりしてもらえなかったせいで、アラフィフになる今でも好きだ。生き延びた…

Within three months.

COVID-19の最中、いろいろなことをしたりしなかったりだと思うのだけど、僕はなにをしていたか、というと。地味にダイエットをしている。コロナ過の前から、勝負しようなんて話もあったのだけど、結局ひとりで地味にやっていた。そもストレスのかかる中でダ…

See you at the new location.

緊急事態宣言が解除されて、東京アラートも解除されて、その期間にどんどん利用した店、見知った店が消えていっている。そんな中、コロナとは関係ない理由で知人(友人でもいいんだけどなんか気恥ずかしいので)の店が6月で閉店するというのが入ってきたのが…

This Must Be The Place

2ヶ月半ぶりに髪の毛を切って、染めた。正確には、切って、抜いて、染めた。ちょっと前から、もう白髪染めがなんとなく嫌になっていっそのことなら抜いて=ブリーチしてやろうと、全頭ブリーチマンなのである。無論、金髪は似合わないので、その後染めて、…

I Wish You Were Here

ここ2日くらい、文章を書いては消していた。いわゆる真っ黒な文章になってしまって、人に見せるものではないと消した。でも、書いてみる、という行為にはやっぱりなにかしらの作用があると思っているので、消してしまった文章もやはり意味があったと思う。…

Sometime In Tokyo City

家と周辺半径2kmくらいでしか生活しない日々を続けて幾星霜。天気が良ければ窓を開け、近くに見えるけど遠い副都心やら新都心やらと呼ばれることも忘れたような新宿のビル群をぼんやり眺める。昼でも、夜でもなんだか好きだ。でも夜のほうがいい、航空障害灯…

はじめから。

先日、Twitterのアカウントが凍結された。10年以上使っていたアカウントだ。 異議申立てを出すも、プラットフォームの操作とスパムに関するポリシーとやらの違反で永久凍結になった。スパム扱いされたってことだ。よくよく熟読してみると「同一もしくはほぼ…