A vanishing word, a vanishing place.

そしてまたここにたどり着く。

I Wish You Were Here

ここ2日くらい、文章を書いては消していた。いわゆる真っ黒な文章になってしまって、人に見せるものではないと消した。でも、書いてみる、という行為にはやっぱりなにかしらの作用があると思っているので、消してしまった文章もやはり意味があったと思う。書かれることに、書くことに。自分にとってあらゆるストレス解消が封じられている以上、文章を書くことでなにかを発散しているのかもしれない。それが真っ黒な呪詛のような言葉だからゆえに。

ストレス解消を封じられているということは、ストレスが溜まり続けているわけで、結果として体調不良にも陥っている。野球場に行くことも、ライブで生音に身を委ねることも、劇場で浸ることも、美術館や博物館の空間を漂うことも、海辺で風を浴びることも、外で夜な夜な飲むことも、封じられてしまっているのだから。家の中で本や漫画という世界に潜ることはできる、だけど、それだけじゃ解消されないものってやっぱりあるなと今回解った。インドアタイプだとは思ってたけど、どうもそこまでではなかったらしい。外に出ることは大切なことだった、少なくとも僕にとっては。

緊急事態宣言とやらが解除され、新しい日常だか習慣だかが始まった。飲み屋も22時までオープンになり、来週にはそこまでイリーガルな気分じゃなく呑みにも行けるだろう。でも、いままでそうやって会って来た人たちが同じだとは限らないことも、ちゃんと理解している。ゆえに誘いにくい。だから、僕は敢えてここでおおっぴらにしようと思う。県外移動じゃない呑みは、いつでも誘ってください。そして、僕も臆病に誘うと思うので、ダメなときはダメって言ってください。これもきっと新しい日常。新たな付き合い方なんだって解っているので。断られても嫌な気分になんかならないから。

なにが言いたいかっていうと、人に会いたいねって、だけのハナシ。

人に自由に会えないことは、ものすごいストレス。
無論、都合とかタイミングを除いてね。
それがたぶん、僕を弱らせている気がする。


King Crimson - Heroes (Live in Berlin 2016)

Wish you were here(Pink Floyd)貼ると思った? 残念でした。